屋形船のいろは

東京の3つの川の個性を楽しむ

会社帰りのリフレッシュにも

会社帰りのリフレッシュにも 屋形船は日本では古来貴族の季節の遊びとして発達しましたが、今でも川の景色を楽しみむ風情のあるリフレッシュとして人気があります。
宴会場を兼用とした船は中お酒を飲みながらでコース料理などを堪能することことができます。
屋形船は貸切ることもできるので仲間だけで、カラオケや映像、簡単なゲーム大会で盛り上がることもできます。時間をかけてゆっくり周遊するので楽しむ時間は十分にとれます。
貸切にすれば少しはめをはずして盛り上がっても周囲の迷惑にならない点もメリットです。申し込めば観光案内を兼ねた屋形船もあるので見どころについて説明をうけたり、地域の話などを聞いたりして理解を深めることも可能です。
桜の季節や歓送迎会シーズンなどには予約がいっぱいになるので会社帰りにふらっとリフレッシュするのであればオフシーズンが最適です。
また定期的に時間運行をしている乗合でもよければ少人数の女子会や仲間内などの集まりにも使えます。

東京の3つの川の個性を楽しむ

東京の3つの川の個性を楽しむ 東京で屋形船を利用する場合には、荒川、隅田川、神田川の3つの川の個性を楽しむことができるため、地形が好きな人にとっては特に魅力的です。
荒川は奥秩父の甲武信ヶ岳を源流にして、埼玉県内から東京都内へと流れ、最終的には東京湾に注ぎます。都内の荒川は、人工的に開削された放水路ですが、屋形船で航行する場合には都会の景色を堪能できる名所です。
隅田川は岩淵水門から分岐する河川で、かつては荒川の本流であり、下流部では大川とも呼ばれていました。隅田川では屋形船の数が特に多いのですが、夏の花火大会の時期になると、注目度は非常に高くなります。
昼間の景色は見事ですが、橋の夜景も美しいのが隅田川の魅力で、デートのコースとしても人気があります。
隅田川の支流になる神田川は、武蔵野台地に属する本郷台地を人工的に削って作った川ですから、独特な渓谷美があります。
屋形船で航行すれば、丸いアーチが特徴の聖橋を眺めながら、都会の高低差を実感できるはずです。